2014年3月後半
Date: April 3, 2014
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【市場情報 企業買収、新規株式公開など】

  • NECはA123 Systems からA123 Energy Solutionsユニットを1億ドルで買収すると発表。A123 Systemsは引き続き自動車用アプリケーションに力を入れていくとのこと。買収されたユニットはNEC Energy Solutionsとなり、2014年6月から運営を開始する予定で、これによりNECはグリッドスケール蓄電の大手プロバイダーとなる。A123 Energy Solutionsは世界中で既に110MW以上のグリッドスケール蓄電を設置した実績を持っている。http://www.necam.com/About/read.cfm?ID=fc28f5eb-35b4-4414-a91b-65716b75401c

 

 

【スマートグリッド】

  • ホンダはカリフォルニア州立大学デービス校(U.C. Davis)のゼロネットエネルギーWest Village Communityにおける同社のスマートホームプロジェクトの開始を発表。このモデル住宅では家庭用エネルギー管理技術を利用し発電と電力消費を最適化すると共に電力網サービスへの貢献も行う。9.5kWの太陽光発電システム、Honda Fit EV用のDC-DC急速充電器、地熱を利用した冷暖房システム、先進的な照明やサステイナブルデザインを導入している。エネルギー消費は通常の住宅と比較して半分で、水の利用効率も3倍となっている。このプロジェクトから得られるデータはPG&E、U.C. Davisと共有される予定。http://www.honda.com/newsandviews/article.aspx?id=7666-en

 

【再生可能エネルギー】

 

  • Geothermal Energy Associationはカリフォルニア州における地熱発電の現状や今後のビジネス機会について言及する報告書を発表。主だった点は以下。
    • 2012年カリフォルニア州では電力供給全体の4.4%が地熱発電によってまかなわれたが、地熱発電の供給余力は非常に大きい。
    • 地熱発電は一部の再生可能エネルギーを含むほかのエネルギー源と比較して温室効果ガス排出量がもっとも低い発電源の一つである。
    • 地熱発電は設計によって安定した発電と必要に応じた柔軟な発電の両方を行うことができる。
    • 地熱発電は高額な初期投資が必要なことを考慮しても、他の再生可能エネルギーとのコスト競争力がある。
    • 地熱発電の成長の障害となっているのは、新しいプロジェクトの需要が少ないこと、送電の制約、許可にかかる時間とコスト、ステークホルダー間で統制が取れていないことなどである。

報告書の詳細は以下参照。

http://geo- energy.org/events/California%20Status%20Report%20February%202014%20Final.pdf

 

【省エネ】

  • 米国エネルギー効率経済協議会(ACEEE)は2009年から2012年までの電力会社による省エネプログラムのコストと費用対効果を分析したレポートを発表。電力プログラムで20州、天然ガスプログラムで10州を調査対象とした。節約されたエネルギーの均等化原価が他のリソースを使った場合のコストと比較されている。省エネプログラムのコストは平均で2.8セント/kWhであり、新規の発電所などのコストと比較すると半分から3分の1という結果となった。天然ガスプログラムに関しても同様、2013年の国内での天然ガスの平均価格1サームあたり39セントを下回る35セント/1サームとなった。レポートの詳細は以下参照。http://www.aceee.org/research-report/u1402

 

【カンファレンス、ワークショップなど】

 

 

  • Annual National Town Meeting on Demand Response and Smart Grid:5月19日-5月21日(ワシントンD.C.)The Association for Demand Response and Smart Gridはデマンドレスポンスとその関連技術などのビジネスや政策関連のトピックについて年次会議を開く。http://demandresponsetownmeeting.org/