2014年3月前半
Date: March 21, 2014
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【連邦政府エネルギー関連予算】

  • 米エネルギー省は2015年の予算請求の詳細を発表。請求額は2014年から2.6%増加して279億ドルとなっており、電力網の近代化、セキュリティ、エネルギー効率の向上やクリーンエネルギーに焦点を当てている。予算請求の主な項目は以下。
    • エネルギー効率・再生可能エネルギー部に23億ドル
    • Advanced Research Projects Agency – Energy (ARPA-E)に3億2500万ドル
    • スマートグリッド近代化のための活動に1億8000万ドル
    • エネルギー部にデータインフラストラクチャの近代化のために1億2300万ドル
    • 科学部に51億ドル

予算請求の詳細は以下参照。http://energy.gov/articles/president-s-2015-budget-proposal-makes-critical-investments-all-above-energy-strategy-and

 

 

【再生可能エネルギー】

  • GTM Research とSEIA が発表したUS Solar Market Insightレポートによると2013年、米国における太陽光発電の設置容量は2012年から41%も伸びて4, 751MWとなった。システムの設置コストは2012年と比較すると12%低下しているとのこと。米国全体で新しく設置された発電源のうち太陽発電によるものは天然ガス発電所の次に多かった。レポートの主だった点は以下。
    • 米国全体で現在太陽光発電が12.1GW以上、太陽熱発電が918MW以上設置されている。
    • 2013年に設置された太陽発電システムは14万件に上り、米国全体では44万5000のシステムが稼働中。
    • 第4四半期には太陽光発電システムの設置コストは1ワットあたり$2.59まで低下。
    • 2013年にカリフォルニア州では2745.8MW相当の太陽発電容量が設置され、同州の太陽発電容量をたった1年の間に2倍にする結果となった。

レポートの詳細は以下参照。http://www.seia.org/research-resources/solar-market-insight-report-2013-year-review

 

【研究開発】

  • 米エネルギー省のAdvanced Research Projects Agency – Energy (ARPA-E)は資金提供を行ってきたプロジェクトの結果を報告。これまでARPA-Eから合計9500万ドルの資金提供を受けた22のプロジェクトは、プログラム終了後民間から合計6億2500万ドル以上の投資を受けているとのこと。また少なくとも24のプロジェクトチームが新しく事業を立ち上げ、16以上のプロジェクトが他の政府関連機関と研究を続けるために提携している。ARPA-Eプロジェクトのリストや結果についての詳細は以下参照。http://arpa-e.energy.gov/?q=arpa-e-news-item/arpa-e-projects-attract-more-625-million-private-funding

 

【スマートグリッド】

  • Wi-SUN AllianceとHomePlug AllianceはワイヤレスRFと電力線通信 (PLC: Power Line Communication) の両方をサポートするスマートグリッドネットワークの開発で協力することを発表。この提携によって、会員企業がIPベースのスマートグリッド機器の相互運用性を提供するためのメッセージ認証コード(MAC)やTransport Layer Profileの仕様や必要条件について共有することができるようになる。Wi-SUN AllianceはOpenADR Allianceと同様の提携を行うことを今回の提携発表の数週間前に発表している。 詳細は以下参照。https://www.homeplug.org/news/pr/view?item_key=fe3c2f3a7bcb807a60e3af3088a3bfd69d369a2a

 

 

【カンファレンス、ワークショップなど】

 

 

Annual National Town Meeting on Demand Response and Smart Grid:5月19日-5月21日(ワシントンD.C.)The Association for Demand Response and Smart Gridはデマンドレスポンスとその関連技術などのビジネスや政策関連のトピックについて年次会議を開く。http://demandresponsetownmeeting.org/