2013年10月前半
Date: November 25, 2013
|

【スマートグリッド】

  • Pacific Gas & Electric (PG&E) はスマートグリッド技術の導入状況を報告する年次レポートを発表。導入が進むにつれサービスが向上し、顧客の利益に繋がっていると言及している。主だった点は以下。
    • 1000万台近くのスマートメーターが導入されたことで、停電をいち早く感知し、迅速にサービスを復旧できるようになった。
    • 送電システムへのシンクロフェイザーの設置が完了に近づいていており、問題を引き起こす可能性のある状況があれば早期に感知され、オペレーターによって停電を防止するための事前の対策がとられるようになった。
    • 230万以上の顧客が同社の”My Energy”ウェブサイトを通じて、自身のエネルギー利用状況のデータにアクセスできるようになった。

レポートの詳細は以下参照。
<ahref=”http://www.pge.com/includes/docs/pdfs/myhome/edusafety/systemworks/electric/smartgridbenefits/AnnualReport2013.pdf”>http://www.pge.com/includes/docs/pdfs/myhome/edusafety/systemworks/electric/smartgridbenefits/AnnualReport2013.pdf

 

【電気自動車】

  • パロアルト市議会は満場一致で、新しく建設される住宅には電気自動車の充電器を設置するための配線をあらかじめ行うことを義務付ける条例を可決。この条例は住宅所有者が充電器を設置する際にかかる費用と時間を削減することを目的としている。Greg Scharff市長によると、新しい住宅に配線を行うためにかかる費用は$200で、既存の住宅に配線を行う際にかかる費用の4分の1程度だとのこと。http://www.greentechmedia.com/articles/read/palo-alto-requires-homes-to-be-pre-wired-for-electric-cars
  • California Governor’s Office of Business and Economic Development (GO-Biz) はトヨタ、ホンダ、メルセデスベンツ、ヒュンダイの自動車会社との水素ステーション及び電気自動車の充電ステーションの展開を進めるためのパートナーシップを発表。カリフォルニアエネルギー委員会はGO-Bizに対し、ステーション整備のための許可プロセスを改善するなど計画推進の障壁を取り除くために30万ドルを提供する。自動車メーカーは2015年までに商業用燃料電池自動車の販売を開始する予定。水素ステーションや充電ステーションの整備を進め、燃料電池車や電気自動車の展開を支援することは2025年までに150万台のゼロエミッション車を導入することを目標としている各州政府機関にとって非常に重要である。http://www.business.ca.gov/LinkClick.aspx?fileticket=ykJz9zSBICc%3d&tabid=40&mid=626
  • California Governor’s Office of Planning and Research (OPR) は電気自動車の展開を支援する地方政府、団体及び住民のためのZero-Emission Vehicles in California: Community Readiness Guidebookを発表。このガイドブックではインフラ整備や許可証の発行、アウトリーチなどそれぞれの地域を電気自動車の展開に適切な状態にするために注意するべき様々な点について言及している。ガイドブックと共にオンラインツールなども提供されている。ガイドブックの詳細は以下参照。http://opr.ca.gov/docs/ZEV_Guidebook.pdf
  • Bay Area Air Quality Management District (BAAQMD) はBay Area Plug-in Electric Vehicle Readiness Planを発表。この計画書はサンフランシスコベイエリアをプラグイン電気自動車の展開に適切な状況にするために様々な関係者から受けたインプットをまとめたもの。この計画書は以下3つのセクションに分かれている。
    • ベイエリアでのプラグイン電気自動車の導入状況:現在どのくらいの電気自動車が使われているかや充電ステーションの整備状況、今後それらがどのように変化していくかの予測などについて。
    • プラグイン電気自動車の展開促進のための戦略:より多くの電気自動車が使われるようにするための戦略、インセンティブ、消費者教育などについて。
    • プラグイン電気自動車の利用に適した環境を作るための活動:政府機関や電力会社などの関係者が環境整備のために行える活動について。

詳細は以下参照。http://www.bayareapevready.org/participate/pev-readiness-plan/

【法規制関連】

  • ジェリーブラウンカリフォルニア州知事はHenry Perea州下院議員による法案8であるAlternative and Renewable Fuel and Vehicle Technology Programを2024年まで延長することを承認。カリフォルニアエネルギー委員会によって行われているこのプログラムは2016年で期間満了となる予定だった。この法案によって自動車の登録に追加で課される費用から得られる収入は年間約1億8000万ドルで、それらが水素ステーション、電気自動車の充電ステーション、そのほかの代替エネルギーを使った自動車のためのイニシアチブに使われている。新しい法令では2024年までに100の水素充電ステーションを整備するための2000万ドルが確保することを義務付けている。http://www.mercurynews.com/science/ci_24294103/new-life-californias-struggling-hydrogen-highway-plan

 

【カンファレンス、ワークショップなど】

 

  • North American Synchrophasor Initiative (NASPI): 10月22日-10月24日 (イリノイ州ローズモント)米エネルギー省のSmart Grid Investment Grantによって資金提供を受けたシンクロフェイザー関連プロジェクトに関する報告を行うミーティング https://www.naspi.org/calendar

 

 

  • 2013 Utility Wind Integration Group Fall Technical Workshop: 10月29日-10月31日 (オレゴン州ポートランド) 電力会社のシステムへの太陽発電、風力発電の導入とその接続について、米国やその他各国の状況を交えながら議論するhttp://variablegen.org/newsroom/#!/5183/uvig-fall-2013-technical-workshop