2012年8月後半
Date: November 21, 2012
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【スマートグリッド】

  • カリフォルニア公益事業委員会(CPUC)は8月20日に蓄電に関する議案R.10-12-007の第2段階について議論するためのワークショップを開催。第1段階ではCPUC職員が電力網における蓄電の必要性についての分析をどう進めるかのフレームワークの立案を行ったが、次の第2段階として費用効果、市場のニーズ、ターゲットを含む政策などについて考察する。このワークショップでは関係者に優先事項としては何があるかや、電力網に蓄電を導入するユースケースの展開などについて意見を聞いた。このワークショップでの議論は今後の見通しと進行スケジュールを考慮する材料となり、9月4日にはそれらを発表する聴聞会前の会議が予定されている。詳細は以下参照。http://www.cpuc.ca.gov/PUC/energy/electric/storage.htm
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  • カリフォルニア公益事業委員会(CPUC)は8月21日にスマートグリッドに関する議案R.08-12-009 のための技術ワーキンググループを開始にあたり、ワークショップを行った。ワーキンググループの参加者はカリフォルニア州におけるスマートグリッドの展開を詳細に計画するため、具体的な目標を設定する役割を担う。今年後半に目標を最終決定するための第2回ワークショップが開かれる予定。詳細は以下参照。http://www.cpuc.ca.gov/PUC/energy/smartgrid.htm
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【市場情報 企業買収、新規株式公開など】

  • Exelon社は保有していたカリフォルニア州にある5つの発電所の所有権を東京に本社を持つIHIに売却した。3つのバイオマスプラントと2つの石炭プラントで合計70MWの発電容量を持つ。これらの発電所はExelon社が2012年3月のConstellation社との合併後に獲得したもの。http://www.exeloncorp.com/newsroom/pr_20120821_EXC_QFsale.aspx
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【再生エネルギー】

  • 米エネルギー省のレポートによると、2011年は風力発電で大きな成長が見られたとのこと。140億ドル相当の新規投資を受けた。2011年にはおよそ6,800MW分のの新しい風力発電容量が米国内の電力網に導入され、2010年と比べると31%の成長となる。このレポートでは風力発電をサポートする政策とインセンティブが継続されることの重要性について言及されている。2011 Wind Technologies Market Reportの詳細は以下参照。http://www1.eere.energy.gov/wind/pdfs/2011_wind_technologies_market_report.pdf
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  • Excel Energy社はコロラド州における同社の新しいコミュニティソーラープログラムで申し込み開始からわずか30分で販売予定容量を完売したと発表。このSolar*Rewards Community programでは今まで技術的な制限や屋根のスペースがなかったことなどでPVを導入できなかった人々に、コミュニティベースの施設を利用することによって再生エネルギーを購入する機会を与えることができる。Xcel社は500キロワット以下のシステムで4.5MWの発電を見込んでいたが、販売開始わずか30分でその3倍以上に相当する申し込みを受けた。カリフォルニアでは同様のコミュニティーソーラープログラムを認可する上院法案843が審議中。http://www.xcelenergy.com/About_Us/Energy_News
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  • オレゴン州沿岸に一般企業や大学の研究者が新技術を研究できるよう公共の波力発電設備が開放された。Ocean Sentinelとして知られている150万ドル相当のこの装置はオレゴン州立大学の全米海洋再生エネルギーセンターで開発された。この装置によって波力の測定だけでなく波力による発電のアウトプットも測ることができる。このイニシアチブは米エネルギー省、オレゴン州エネルギー委員会、波力発電向けベンチャーファンドであるOregon Wave Energy Trustから支援を受けてい
  • カリフォルニア州でバイオエネルギー導入のためのアクションプランが発表された。このレポートではバイオエネルギーの利点や今後の関連技術の研究開発における多くの目標やターゲットについて言及している。目標としてあげられているのもの例は以下参照。
    • 木材廃棄物、食品加工廃棄物、農業加工廃棄物、廃水などを含む廃棄物系バイオマスから環境面でも経済面でも持続可能なエネルギー生産を増やすこと
    • 分散型電源、コジェネレーション、燃料電池や再生可能運輸燃料により多くのバイオマスを利用すること
    • 費用効果が高く持続可能なバイオマス技術の展開を促進するために研究や実証プロジェクトを行い、資金メカニズムを確立すること
    • 地方や経済的に発達が思わしくない地域での経済発展を活性化すること
    • 森林の多い土地での山林火災のリスクとそれによる打撃を減らすこと

 

The 2012 Bioenergy Action Planの詳細は以下参照。http://www.resources.ca.gov/docs/2012_Bioenergy_Action_Plan.pdf