2012年8月前半
Date: November 21, 2012
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【スマートグリッド】

  • 米農務省(USDA)は地方でのスマートグリッドプロジェクトに2900万ドルの資金提供をすると発表。この債務保証は米農務省による18の州の電力インフラを向上させるための総額4億2000万ドルの投資計画の一部である。融資の受領者及び各プロジェクトの内容は以下参照。http://www.usda.gov/wps/portal/usda/usdahome?contentid=2012/08/0267.xml&contentidonly=true
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  • ZigBeeアライアンスは日本の住宅用エネルギー管理装置のコミュニケーションプロトコルとしてのZigBee利用について調査を行っていくと発表。同アライアンスではZigBeeをIEEE 802.15.4g標準とSmart Energy Profile2を使って、エコネットライトに組み込む可能性を検討する。この調査は沖電気工業、NEC エンジニアリング、ルネサス エレクトロニクスの主導で行われる予定。http://zigbee.org/Default.aspx?Contenttype=ArticleDet&tabID=332&Aid=403&moduleId=806&PR=PR
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  • 米国中央電力研究所(EPRI)は2008年に23のユーティリティの参加を受けて7年計画で始動したスマートグリッドイニシアチブの最新報告を行った。報告書にはいくつかのケーススタディの詳細とそれらについての考察が書かれている。
  • Consolidated Edison社は分散型電源、デマンドレスポンス、蓄電などの分散型エネルギー源が、一つのサブステーションにおいて2つのトランスフォーマーが故障した際に高い安定性の供給に貢献できるかの研究を行った。この研究によると分散型エネルギー源の導入により、新しく電力容量を追加するコストの3分の2で同レベルの信頼性に到達できるとのこと。
  • ESB Networks 社は使用時間帯別料金と電力情報サービスの提供が消費者にどのような影響を与えるかの研究を行った。結果、消費者は全体で2.5%消費電力を削減することができ、ピーク時の使用を8.8%削減することに成功した。家庭用ディスプレイと電力利用の詳細情報が確認できる請求書の組み合わせが最も効果を発揮し、ピーク時の電力使用を11.3%減少させることができた
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   報告書詳細は以下参照。http://my.epri.com/portal/server.pt?Abstract_id=000000000001025781

  • カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)は電力網への蓄電の必要性を考察するフレームワークを採択。州下院法案2514はCPUCに対し、ユーティリティ(公営のものを除く)での蓄電導入とその目標値について検討するよう要請した。CPUCはどのようなモデルで実現できるか今後ワークショップを行っていく予定。http://docs.cpuc.ca.gov/word_pdf/FINAL_DECISION/172201.pdf
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  • カリフォルニア公益事業委員会(CPUC)はPG&Eの商工業顧客50万に11月1日から時間帯別料金を強制的に利用させるよう再度布告した。これに対し、消費者権利擁護課は中小ビジネスの顧客はまだこの変化に対応できないと反論したが、CPUCはこの規則の修正申し立てを却下。詳細は以下参照。http://docs.cpuc.ca.gov/proceedings/A0902022.htm
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  • OpenADRアライアンスはOpenADR2.0aプロファイルの詳細を発表。その中でデマンドレスポンスイベント時におけるサービスプロバイダーと顧客とのコミュニケーションプロトコルについて詳述している。同アライアンスは近日関連機器の認可テストの実施を開始する。http://www.openadr.org/openadr-alliance-releases-20a
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  • 米エネルギー省の先端研究プロジェクト庁(ARPA-E)は19の蓄電プロジェクトに資金を提供すると発表。エネルギー装置の先進管理と保護(AMPED: Advanced Management and Protection of Energy Storage Devices)と小企業革新研究(SBIR: Small Business Innovation Research)の二つのプログラムから計4300万ドルを付与する。AMPEDのプロジェクトは現在の電池技術のコスト削減と性能の向上に重点を置き、SBIRは新しく革新的な電池の開発を目指す。http://energy.gov/articles/arpa-e-announces-43-million-transformational-energy-storage-projects-advance-electric

 

 

【電気自動車】

  • 米エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は7年間にわたる水素燃料電池車の実証プロジェクトのデータを集めたNational Fuel Cell Electric Vehicle Learning Demonstration Final Reportを発表。50万台を越える車両の3600万マイルにわたる移動の記録を集積した。米エネルギー省によって設定された以下の3つの目標が達成された。
    • 走行可能距離250マイル
    • 燃料電池が2000時間耐久可能
    • 水素製造のコストがガソリンのコスト$3/ガロンと同等

  報告書の詳細は以下参照。http://www.nrel.gov/hydrogen/pdfs/54860.pdf

 

【市場情報 企業買収、新規株式公開など】

 

【再生エネルギー】

  • カリフォルニア公益事業委員会(CPUC)は州のRPS目標33%達成に向けての四半期報告書を発表。それによると、PG&E、SCE、SDG&Eのユーティリティ3社は2011年に供給電力の20%以上を再生可能エネルギーによって提供。2003年からRPSプログラムによって合計2,871MWの再生エネルギー容量が新しく導入された。そのうち300MW以上が2012年前半に運転開始、2,500MW以上が今年末までに運転開始を予定している。http://www.cpuc.ca.gov/NR/rdonlyres/2060A18B-CB42-4B4B-A426-E3BDC01BDCA2/0/2012_Q1Q2_RPSReport.pdf
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  • カリフォルニア州知事企画研究室は地方政府とソーラー建設業者が小規模PVシステムの許可取得と設置プロセスの理解と向上を推進するべく、the California Solar Permitting Guidebookを発表。その中で許可取得のためのプロセスの合理化のため、必要書類のテンプレートなどを提供している。http://opr.ca.gov/docs/California_Solar_Permitting_Guidebook.pdf
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